C'est trop mignon! てづくり日和

ハンドメイドだいすきな私が、興味のあることや、お気に入りの食べ物、グッズなどを紹介していきたいと思っています!

2017年のガレット・デ・ロワ 1つ目 ルコント

2017年のガレット・デ・ロワ、1つ目はルコントで買いました~!

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ルコントのクラシックな包装紙、かなり好きです。ルコントについてもいろいろ語りたいことがありますが…長くなるので今日のところはひとまずやめておきます(笑)
またいつか思い出したときにでも!

www.a-lecomte.com

ガレット・デ・ロワとは、「王様のガレット」という意味で、1月6日のキリスト教の公現祭(エピファニー)にちなんで食べるお菓子です。本来は1月6日ですが、1月6日が日曜日でない年は、1月6日の後の最初の日曜に祝うそうです。

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本来は教会で、その年の司祭を選ぶため、フェーヴ(fève、そらまめです)を一つガレット・デ・ロワに入れ、それが当たった人を司祭としていたそうです。

それが一般家庭に広がって、そらまめ(といっても、今はそらまめではなく、そらまめという名前の付いた、小さな陶器の人形やおもちゃ)が当たった人は、「王様」か「王女様」になることができ、王冠をかぶせてその人の1年の幸福を祝福するようになりました。なので、王冠も必ずついてきます。

フランスで新年になると一斉にお菓子屋さんやパン屋さんで売り出され、1月中に人が集まる場所で食べられています。1月はいろんな場所で何度もガレット・デ・ロワを食べるようです。

 

私はキリスト教徒ではないけれど、クレーム・ダマンド(アーモンドのクリーム)が大好きなので、このお菓子が売られているとわくわくして買ってしまいます。東京のケーキ屋さんでも1月になるガレット・デ・ロワをよく見かけるので、毎年いくつかの味を食べ比べしていきたいな~と。ここ10年くらい、毎年2~3軒のお店のガレット・デ・ロワを食べています。
そして、それぞれのお店のフェーヴがかわいくて、全て取ってあります。

この小さい陶器が「フェーヴ」です。

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ルコントのフェーブは別添えで何種類かあり、好きなものを選ばせてくれました。私はムーランルージュっぽいものにしました!
フェーブは実際に陶器を焼きこんでいるお店もあれば(…といっても、こういうお店は最近とても少ないですね。誤飲とかあると困るからでしょうか?)、フェーヴを別添えにし、そらまめではなく、アーモンドを一粒入れて焼いているお店が多いです。

 

ざっくざくのパイに、たっぷりのクレームダマンド。

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アーモンドは皮なしのようで、クレームが黄色です。パイがしっとりしているお店もありますが、ルコントのものはザクザクいうほどにしっかり焼き上げられています。

ミルクティは、Teapondの「アールグレイロイヤルミルク」を合わせました。

 

この断面、そそられますよね!

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ガレットの表面の模様は、麦の穂、太陽、ひまわり、月桂樹などがあります。こちらは月桂樹ですね。
麦の穂は「豊穣」太陽は「生命力」、ひまわりは「栄光」、月桂樹は「勝利」を表しているそうです。


日本のお店でも、たいてい3連休くらいまでは販売されているので、今年もう1軒くらい食べたいです♪