2017.1.17 朝6時頃 ノワさん、18歳で星になりました。
これは、ちょうど丸5年前の1/17に撮った写真です。
私の一番お気に入りの、ガレット・デ・ロワの王冠をかぶったノワさんの写真。
前の週に帰った時はまだしっかりカメラ目線で写真を撮れるほど元気だったし、私が帰ったあと2〜3日はごはんもよく食べて、前より元気で調子いいとのことだったのですが、土曜の朝、突然ごはんを食べなくなり、いくら口を開けようとしてもがんとして歯を食いしばって何も入れさせない感じになり、まるで強い意志をもってもう食べないと決めたかのよう。
スポイトでだいすきな牛乳やヨーグルトを入れても全く飲み込みたくないような状況。
月曜に私が会いに行くと、意識が朦朧とした中、最後の力を振り絞るように、しっぽをパタっと振るのを数回。
一日中そんな状態が続きましたが、夜になり私は一旦帰宅し、翌日また行くつもりにしていたら、翌日の早朝に眠るように穏やかな顔で旅立っていました。
元気にカメラ目線の写真を撮った後、「次は月曜に会いに来るからね」と言っていたので、月曜日に私が来るのを分かっていて待っていてくれたかのようでした。
ノワを見送ってもう6日目になりますが、どれだけ泣いても涙が枯れることがなく、連日、ふとしたときに、頭痛と吐き気がするほど泣いてしまいます。
きれいな空を見ても、「ノワさんが星になった朝もきれいな空だったな…」と涙。
でも、住職さんが親戚にいらっしゃるお友達が、「いつまでも忘れないことが一番の供養になる」と住職さんがおっしゃっていることを教えてくれました。
その言葉が心に染み入り、これでいいんだと感じました。
ノワは18歳という大往生。人間でいうと120歳くらいというので、もちろんとっくに寿命は超えています。
頭ではよく分かっているし、自力で立ち上がれなくなってからずっと覚悟してきたけれど、やっぱりノワがもういないと思うだけで本当にさみしくて、悲しくて。
それでも、ノワはこれからもいつも私たちの近くにいてくれることでしょう。
そして、19歳で旅立った先代犬のバロンにも、ノワのお迎えを頼んだので、きっと2人でお空で仲良く遊んでいると思います。
ノワさん、うちのこになってくれて、本当にありがとう。
18年間、すごく楽しかった。
こんなに長いこと幸せなときを一緒に過ごさせてくれて、本当にありがとう。
ノワ、ありがとうね。