和菓子のアップが続いておりましたが、もちろん洋菓子も食べてます(笑)
尾山台に用事があったので、ならば行かなければならないところ!
それはもちろん、日本におけるフランス菓子の巨匠・河田シェフの「オーボンヴュータン」です。
運よくイートインの席もちょうど空いていたので、この季節ならではの、モンブランをいただくことにしました。秋限定ですのでね。
クリームがなめらかな、やわらかめのモンブランです。中に生クリーム、さらにその中にテクスチャーかためのマロンクリームが入っていて、3層の違いが感じられます。下の台はアーモンドがたっぷりきいたメレンゲです。
写真だと分かりにくいかもしれませんが、かなり小ぶりです。
ここのケーキは、どれも小さめなので、私は2個くらい軽く食べられるな、って思っちゃっうので、いつもついケーキと焼き菓子を大量に買い込んでしまいます。なのでかえって危険です(笑)
それで、帰るとこういう状態になります(-_-;)
どんだけお菓子買ってるの~!
まあ、一番下の大きな箱は、贈り物用に買ったドゥミセックなので私は食べませんけど。
生菓子と焼き菓子
手前の焼き菓子:アマンディーヌ(チェリー アーモンドクリーム)
中央左の生菓子:ボータン(チョコレートとフランボワーズのシブースト)
中央の生菓子:ラ フランス(ビターチョコのムースとフランボワーズのジュレ)
中央右の生菓子:オーボンヴュータン(カスタードクリームと洋梨のコンポート)
奥左の焼き菓子:タルトショコラ(ショコラ生地にガナッシュ)
奥右の焼き菓子:ミルリトンダミアン(アプリコット入り)
そして、プティフール・ドゥミ・セックの詰め合わせ
あれだけ生菓子・焼き菓子買ったのに、さらにドゥミセックまで詰め合わせで買う?
でもがまんできなかったんですよね…。こちらは数日間は日持ちするし。そして何よりかわいい!この見た目♪これを見たらがまんできません!これがあれば自宅でアフタヌーンティー気分も味わえます!
オーボンヴュータンのすばらしさ、それは“フランスの伝統菓子”の博物館かのように、ものすごい種類の地方菓子が並んでいることです。ここまでたくさんの種類があるお店はおそらく他にないでしょう。それが何より楽しくて。
生菓子の種類が多いのももちろんなのですが、ここまで地方の焼き菓子が食べられるお店が日本にある(というか、フランスでもそれぞれの地方に行かないと、1か所にこんなに揃ってないんじゃないだろうか…?)ということが、本当にありがたいです。
そして、焼き菓子だけではなく、ボンボンショコラ、パートドフリュイ、ヌガー、キャラメルといったショコラやコンフィズリーまで揃う、フランス菓子のデパートですね。
キャラメルの美味しさも特筆すべきですよね。なめらかで、香り高いので、必ず買ってしまいます。種類もたくさん。
こんな風にずらっと並ぶキャラメルたちを目にしたら、買わずにいられるでしょうか。
それ以外に、ジャムや、お惣菜まで販売されているのだから、もう、際限なく買い物したくなってしまいます。
中学・高校生の頃、静岡でお菓子のレシピ本を読み漁っていた私は、東京に「オーボンヴュータン」というお菓子屋さんがあることを知ります。それはそれはおいしそうなお菓子をたくさん作られているお店だという印象で、いつか東京に住むようになったらここのお菓子を食べよう、って心に誓ったものでした。
大学に入るときに東京(都内とは何だか言いがたい町田市スタートですが…一応東京都…)に出てきて以来、通算では東京にダントツで一番長く住んでいることになりました。
そして、静岡に住んでいた頃に憧れまくっていたオーボンヴュータンのケーキが、食べたいと思えばいつでも食べられる生活となりました。
そうして手の届かない遠く離れた憧れのお店が、今は生活の一部になるといううれしい状況になりましたが、やっぱり何度訪問してもこのお店のケーキは特別な印象です。
日本には、他にもおいしいケーキ屋さんはたっくさんできましたが、私にとっては、やっぱりオーボンヴュータンのお菓子たちはいつまで経っても格別です。
尾山台はちょっと遠いので、つい近くの日本橋高島屋のオーボンヴュータンで済ませてしまうこともありますが、こちらはほんとに少しの種類しか販売していないので、やっぱりときどき尾山台まで行かないとですね~。
でも、行くとすぐに買い過ぎて散在するので、気をつけなくては(笑)