本郷三丁目に行く用事があったので、「廚 菓子 くろぎ」でわらび餅を食べたいと思っていたのですが、店内の席が満席。外のテラス席なら…と言われたのですが、本当に寒がりな私にはとてもじゃないけど無理なんです。
それで諦めて、うさぎやカフェでも行こうかな~と歩いていたところ、壺屋を発見!
左の皮の焼き色が入っているのが粒あん、右の白い皮がこしあんです。
小豆の風味豊かでコクのあるあんこがたっぷりと詰まっています。そして、皮のサクサク感がすばらしい。
こしあんも濃厚で美味しいのですが、私はやはり豆の食感がたっぷり味わえる粒あんの方が好きでした。これはまたぜひ食べたい!
壺屋さんは、寛永年間の創業で、300年以上続いている老舗です。
明治維新の際に大店がつぎつぎとやめていった時、勝海舟にお店を続けるように言われ、店を再開し、暖簾が残ることになった、と説明に書いてありました。
勝海舟が好んでいたお店なんですね。江戸の老舗って本当にすごいなあ。
本郷三丁目、めったに行く場所ではないのだけど…また食べられたらいいな(笑)