京都に行ったら必ず瓢亭で朝食をいただきますが、いつも別館の方に行っていました。
今回は、初めて本館に行ってみることにしました。というのも、本館の朝粥が開いている季節で、鮎の塩焼きがついているのです。
本館は個室ですが、一部屋をすだれで二つに仕切ったお部屋でした。
梅昆布茶が最初に出ます。
見慣れた器と、瓢亭玉子が登場。
朝粥といえども、おかずがたくさん出ます。
お魚は、鰆の蒸し煮でした。
手前のお皿には、だいすきな瓢亭玉子。絶品です。
鱧ものってますね。おいしいです。
お豆腐のおつゆ
利尻昆布とマグロ節の出汁だそうです。出汁がしっかりきいた、非常に上品なお味です。
鮎の塩焼き
じっくりと焼いてあるので、頭からしっぽまですべて食べられます。やわらかいです。鮎ならではのほろ苦さがいいですね。
朝粥は、あんをかけていただきます。おいしい。
朝からボリュームたっぷりなお食事でした。ランチはいらない感じです。
鮎の塩焼きがついているので、本館の朝粥にしてよかったです!
本館は季節によっては開いていない(本館は朝粥が7~8月、鶉がゆが12月~3月)ので、今回ちょうど良いタイミングでした。
瓢亭は、味わいはもちろんのこと、盛りつけ、空間、お庭、全て昔からの伝統を感じられるシンプルさで、洗練されていて、とても素敵です。
京料理の美しさを堪能できます。
何度も来ていますが、やはりせっかく京都まで来たら、必ず瓢亭の朝食をいただきたいですね。
そのあと、朝の南禅寺をお散歩するのも、いつものお気に入りコースです。