ノンホモの牛乳ってご存知ですか?
気にされたことありますか?
ホモジナイズといって、脂肪球を均一化する処理のことなのですが、流通しやすいためとか、一定の味にするためとか、いろんな理由があり、市販の大半の牛乳はこの加工をしています。
それをあえてしていないのが「ノンホモジナイズド」の牛乳です。
スーパーでも扱っているところは少ないので、置いているお店を常にチェックしています。
ホモジナイズドとノンホモジナイズドについて、私の買っている、東毛酪農の「みんなの牛乳」の説明を抜粋すると、このような感じです。
ホモジナイズは、牛乳(生乳に含まれている脂肪球)に圧力をかけて、乳中の脂肪球を砕いて小さく均質化することです。これは、均一に短時間で超高温殺菌する工程で必要であると共に、超高温殺菌中に配管の中で乳脂肪が固まらないようにするための過程です。
私たちは、牛乳に圧力をかけるのは、牛乳を壊していると考えます。「牛乳を壊さずに、自然の牛乳を飲んでもらう」をモットーにみんなの牛乳では、ホモジナイズドをかけていません。また乳質を傷めないように、集乳車のポンプや工場のポンプ・配管などの振動・圧力にも注意を払っています。
そして、ノンホモの牛乳は、私が知る限り全て「パスチャライズド牛乳(低温殺菌牛乳)」となっています。
引き続き、東毛酪農の「みんなの牛乳」の説明によると、
現在市場に出回っている牛乳の95%以上に採用されている超高温瞬間殺菌は大量生産に向いている殺菌方法なのですが、高い熱を加えることによって有害菌はもとより有用菌まで死滅させてしまいます。更にカルシウムやたんぱく質は高温によって熱変性を起こすため、今まで牛乳のコクと誤解されていた後口の悪いネバ付が発生してしまいます。
また、超高温殺菌することにより、生乳の風味が損なわれてしまいます。牛乳がくさいといわれるのは、本来牛乳がくさいわけではなく、超高温殺菌によりたんぱく質等が焦げ、その臭いがするからなのです。
というわけで、ノンホモ牛乳・低温殺菌牛乳にこだわりたい理由がお分かりいただけますでしょうか。
ホモジナイズしないと、牛乳の上にちゃんとクリームがたまります(クリームラインとと呼ばれる天然の生クリームの層ができます)。
これがホエータンパク質も生きているという証明です。
クリームが浮く物でホモジナイズしないのが最も生乳に近い牛乳ですが、日本で一般的に出回っているのはホモジナイズドの、クリームがたまらない牛乳です。
ノンホモ牛乳、ホモ牛乳、どちらがいいとか、体に良い悪いということよりも…
何がいいって、ノンホモで低温殺菌の牛乳は、“とにかく味が良い”のです!
牛乳好きであれば、はっきり味の違いが分かるほど、本当においしいです!
ミルクティにしても、コクがあってとてもおいしい!
私は、アレルギーであまり摂取しすぎてはいけないのですが、牛乳がだいすき。
本当は毎日ごくごく飲みたいのですが、そこまでしてはいけないので、飲むのであれば、ノンホモのとびきりおいしい牛乳を少なめに、を心がけています。
でも、おいしいので、つい飲み過ぎたくなっちゃうという…いつもどのくらい飲むかで葛藤してます(笑)
牛乳がお好きな方は、ぜひノンホモ牛乳を試してみてほしいです~!
常に私が買っている、お気に入りの「みんなの牛乳」の東毛酪農さんの説明はこちら。
とても分かりやすいです!