「千疋屋」というと、千疋屋総本店系列と、明治時代に暖簾分けした銀座千疋屋と、京橋千疋屋がありますが、私はやっぱり千疋屋総本店系列がだいすき。
しかも、千疋屋総本店の“本店”である(なんか分かりにくいですよね。「千疋屋総本店」にはたくさん支店があるんです)、日本橋本店が一番好きです。
銀座千疋屋と、京橋千疋屋は、今や全く別のお店という感じで、フルーツパーラーのメニューも全く違います。
私は千疋屋総本店のフルーツサンドがだいすきなのですが、これまた、同じ総本店系のお店の何店舗かで食べた中でも、日本橋本店のフルーツサンドが格別に見た目がきれいに思います。
このフルーツサンド、切り口の美しさが秀逸です。
パンにクリームにフルーツに、というやわらかいものだらけのサンドイッチを、こんなスパッと角が出る切り口にできるって凄すぎます。相当の職人技です。
断然、日本橋本店のフルーツサンドが美しいと思います。
もちろん挟んであるフルーツのおいしさは、言うまでもありませんが、甘酸っぱくて味の濃い、絶品フルーツです。
フルーツサンドのランチを食す。甘くて幸せな時間です。
日本橋本店は、三井タワーの中にあるのですが、天井がとても高く、大きな窓から見える中央通りの景色も素敵です。
同じフルーツサンドを食べるのであれば、雰囲気もさらにプラスされるので、やっぱり日本橋本店(しかも窓際)で食べたいものです。
こちらには、日本橋という場所柄、年配の方もたくさん訪れていて、ぺろっとパフェやフルーツサンドなどを食べていらっしゃるので、一緒に行った友達は「あんなに年配の方々が次々と、かなりしっかりサイズのパフェをあっという間に食べていらしてびっくりー」とすごく驚いていました。
上品なおばあさまたちがパフェを食べる図、なかなか素敵ですよ!
私はそういうところもだいすきです!